えだまめVPNは接続台数制限を設けていません。なぜでしょうか?端的に言えば、制限を設けても意味がないからです。ITに詳しい方ならご存じだと思いますが、VPNネットワークを複数デバイスで共有する方法があるのです。方法によって難易度が異なりますので、今回は初級編としてAndroid端末のWi-Fiルーター化をお伝えします。
目次
ネットワーク構成
(A) 自宅ルーター
↕
Wi-Fi
↕
(B) Android端末
↕
Wi-Fi
↕
(C) 同時接続したい複数デバイス

注意点
(B)にはAndroid用VPNアプリに加えて、ネットワークをシェアするためのアプリをインストールする必要があります。この記事ではAndroidをroot化していなくても利用できるNetShareというアプリを使います。
手順
- (B)でVPNに接続したうえでNetShareを起動し「Start WiFi Hotspot」をOnにする
- NetShareに表示された「DIRECT-」で始まるSSIDとパスワードを使って(C)からWi-Fi接続する
- NetShareの「CONNECTION INSTRUCTIONS」に表示されたプロキシ情報を(C)に設定する
- (C)でブラウザーを起動し、Googleに接続できるか確認する
メリット
- 手元にAndroid端末が余っていれば費用が掛からない
- 設定が比較的簡単
デメリット
- (C)のプロキシ設定が若干面倒
- (C)のYoutube等のアプリ上で動画が再生できない(ブラウザならOK)
- (A)⇔(B)、(B)⇔(C)ともにWi-Fiなので速度が出にくい